難解?簡単?カメラ用語 基礎編
取り合えず何も分からなくてもそれなりに使えてしまうデジタル一眼レフ(の入門~ミドル機)
でも知っているとカメラの世界の面白さが開け、表現手法に幅が出てくると思います。
この項に載っている項目はデジタル一眼レフに限った事ではなく、光学系全般に言える事です。
基礎編では撮影に関係ある用語、覚えておいた方がいい基本的な用語を取り扱ってみました。
何分私も素人ですので、記述が誤っていた場合は指摘下さい(^^;
焦点距離

レンズに書かれた焦点距離
レンズに数字が書いてありますよね、これが焦点距離です(左の写真)
レンズの中心からレンズが像を結ぶ焦点(CCD)までの距離をいいます。
レンズは1枚ではなく複数枚で構成されていますが、原理的には1枚の凸レンズと同じです、この辺詳しくは知りませんw
焦点距離が長いほど望遠となり、短い程広角となります。
当然ながらレンズによって異なります。
同じレンズでもイメージセンサの大きさによって写る範囲が異なる為、
一般的に35mmフィルム換算値で表記されます(レンズカタログには35mm換算や35mm判換算などと記述されています)
イメージセンサごとの係数は以下の通りです。
APS-Cの場合表記の1.5~1.6倍となります。
レンズカタログの表記も以下のように書いてあります。
例:18-55mm(35mm換算27-83mm)
| フルサイズ | 1倍 |
| APS-H | 1.3倍 |
| APS-C | 1.5~1.6倍 |
| フォーサーズ | 2倍 |
焦点距離によって呼び方があります(値は35mm換算)
| ~24mm | 超広角レンズ |
| 24~35mm | 広角レンズ |
| 50mm前後 | 標準レンズ |
| 70~300mm | 望遠レンズ |
| 300mm~ | 超望遠レンズ |
焦点距離を変えられるレンズをズームレンズ。
焦点距離が変えられないレンズを単焦点レンズと言います。
35mm換算値(35mmフィルム換算値)
デジタルカメラの場合同じ焦点距離でもCCDの大きさによって画角が違う為、
35mmフィルムカメラのレンズ焦点距離に換算した値の事を言います。
レンズのカタログには35mm換算○○mmなどと書かれています。
Nikon D50の場合イメージセンサの大きさが35mmフィルムの約2/3なので、焦点距離を1.5倍した値が35mm換算値となります。
例:18mmの場合→ 18 × 1.5 = 27mm(35mm換算値)
Nikon D50に限った事では有りませんが、35mm換算での焦点距離が1.5倍となる事で、従来の銀塩用レンズでは望遠側は有利なものの広角側が不足しがちになります。
デジタル一眼レフ専用に開発されたデジタル専用レンズは広角にも対応しています。
シャッタースピード
イメージセンサに光を当てる量を決める時間を言います。
適正な時間はレンズの明るさ、絞り、被写体の明るさによって変わってきます。
シャッタースピードによって光を当てる時間が変わるので、露出を決定する絞りと綿密な関係にあります。
シャッタースピードが速い場合、移動している物体が止まってるように撮れ、逆に遅い場合は物体が繋がったよう(連続したように)に見えます。
一般的に1 / 35mm換算の焦点距離の値よりシャッタースピードを速く出来れば手ブレは回避出来ると言います
(つまり200mmなら200×1.5 = 300、1/300秒以上のシャッタースピードが設定出来れば手ブレは回避出来ます。)
| シャッタースピード(秒) | 1 | 1/2 | 1/4 | 1/8 | 1/15 | 1/30 | 1/60 | 1/125 | 1/250 | 1/500 | 1/1000 | ||
|
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入門機の場合、30秒~1/4000秒まで、ミドルクラス以上になると~1/8000秒まで設定出来ます。(長時間撮影用にバルブ撮影もあります)
絞り

TAMRON A09の開放絞り(F2.8)
レンズから入る光の量を制限するしくみを言います。
レンズ内の複数枚の羽を動かし、光を通る道を広げたり狭めたりして光量を制限します。
絞りによって光を通す量が変わるので、露出を決定する要素のシャッタースピードと綿密な関係にあります。
大文字のF+数字(例:F3.5)で表されています。
絞りを一番開けた状態を開放絞り
一番絞った状態を最小絞りといいます。
F値
絞りの単位です、レンズの焦点距離を有効径で割った値です。
この数値が小さい程明るい、いいレンズと言う事になります(そして比例して値段が上がります)
明るいレンズほど光の量を多く取り込める=シャッタースピードを速く出来るので、暗い場所で有利となりますし、
被写界深度が浅くなりるので、背景のボケを生かした写真を撮りやすいです。
| 絞り値(F値) | 1.0 | 1.4 | 2.0 | 2.8 | 4.0 | 5.6 | 8.0 | 11 | 16 | 22 | 32 | ||
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レンズに書かれているF○○は開放絞り時のF値となります。
F3.5-5.6と書かれている場合、ズームに連動して開放F値が変化します。
開放F値、最小F値ともレンズによって異なります。
露出
カメラに取り込む光の量を言います。
カメラが被写体から反射する光を測光し算出します。
(露出計を使って自分で測る事も出来ます)
露出は主に「絞り」と「シャッタースピード」の2つの要素と、被写体の色や明るさ(測光)、光を感じる強さのISO感度からはじき出されます。
例えば、絞りを開けていれば短いシャッタースピードで適正な量の光を入れられるし、逆に絞っている場合はシャッタースピードを長く取る必要があります。
CCDに当てる光の量と時間がちょうどいい事を適正露出といいます。
適正露出は撮影条件、被写体によって光量が変化するのでその都度変化します。
露出についての詳しい事は露出の項をご覧下さい。
注意!カメラの内蔵露出計は被写体の色に左右されてしまうので必ずしも適正になるとは限りません。
被写体の色によっては適正露出を得られない場合があるので、その場合は露出補正をかける必要があります。
露出補正についての詳しい事は露出補正の項をご覧下さい。
ISO感度
イメージセンサが光を感じる感度の事で、この数字が大きいほど敏感になります。
敏感に感じられる分、シャッタースピードを速く(露出時間を短く)出来たり、絞れたりします。
デメリットとして、値が大きいほどノイズが多くなります。
無闇に上げるとノイズが多くなるので、夜景撮影などでカメラを固定出来る場合は三脚+レリーズ、
被写体が動くなど、シャッタースピードを短くしないとならない場合はISO感度を上げ
シャッタースピード分を速くするといいです。
| ISO感度 | 100 | 200 | 400 | 800 | 1600 | ||
| ノイズ |
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| シャッタースピード |
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他にもこんな例も
星を撮影する場合、空を見上げると明るい星しかみえませんよね。
でもISO感度を上げて撮影すれば(露出時間にもよりますが)、明るい星はさらにはっきり見え
肉眼で見えないような小さく暗い星も見えます、そんな微細な光まで感じ取る事が出来ます。