デジタル一眼のゴミ問題
レンズ交換式一眼レフの天敵(の一つ)であるゴミ、銀塩ならフィルムをまわしてるうちに取れちゃったりするのですが、イメージセンサ固定のデジタル一眼レフだと厄介です。
F5.6くらいで何となく見えてきてF8くらいまではぼやっとした感じなので、色によってはあまり目立たないのですが、
風景写真で被写界深度を深くしようと絞り込むと姿をあらわします。

こんな感じではっきりくっきり写り込み、折角の写真を台無しにしてくれます。
ゴミの撮影
早速自宅に帰って自宅でゴミを撮影してみました。
絞り優先モードで絞り値を最小絞りにして白いもの(今回はふすま)に向け、ピントを適当に合わせ撮影します。
ピンぼけや手ぶれしてもゴミの位置は変わらないので、適当に撮影しても大丈夫です。

左がF16、右がF32の写真。最小絞りまで絞りこむとくっきり見えます。
そもそもゴミは何故入る?
考えられる理由としては以下のものがあります。
- レンズ交換の際に混入(カメラ外から)
- シャッター部付近の磨耗(カメラ内から)
ゴミを恐れてレンズ交換をしないのでは一眼レフの魅力が半減してしまいますし、レンズの伸縮でも空気が出入りするのである程度入ります。 交換する時に気をつけることである程度防ぐ事が可能です。
次にシャッター部付近の磨耗から出るゴミですが、こちらは油分を含んでいる事があり、付着してしまうとブロアだけで取るのは難しいようです。
きちんと掃除すれば問題ないのである程度割り切っていきましょう!
メーカーのゴミ対策
各社ともローパスフィルタや、ローパスフィルタ前面のガラスを超音波で振動させて落とす機構を持っていますが、その効果は懐疑的のようです。
ただのほこりなら落ちるようですが、油分や湿気を含んだ汚れは落ちないようです。
その中ではオリンパスのダストリダクションはかなり強力で、よほど頑固な汚れでない限りは落ちるようです。
実際のゴミ清掃
簡単に行うものとしては、ミラーアップしてブロアーで吹き飛ばす作業があります。
他にもPENTAXで販売しているスタンプで除去するものや、ブラシのようなもので除去するタイプもあります。
ここではブロアの作業について簡単に説明します、作業については当然ながら自己責任でお願いします。
先ず、掃除に使うブロアを紹介します。
ブロアの選択のコツは一体型(先が外れないタイプ)である事、内面に滑りをよくする粉が塗布されていない事だそうです。
先端が別体の場合空気圧送中に先端が外れてLPFに傷をつける場合があるのと、 粉が塗布されていると吹く度にゴミが進入してしまうそうです。
掃除の手順ですが、先ずボディについたゴミをハケとブロアで落とします。 内蔵ストロボも上げてくぼみのゴミもブロアで飛ばします。
そうでないと逆にゴミが入り込んでしまいます。
次にレンズを外しメニューからミラークリーニングアップを選択しシャッターを切ります、 これでミラーが上がりLPFが剥き出しになります、取り扱いには要注意です!
ボディを下に向けてブロアで斜めから吹きます(写真は分かりやすいよう三脚に取り付けてますが、実際は手持ちでやってます)
終わったら電源をOFFにするとミラーが下りてきます、その後レンズを取り付けて再び撮影して確認 まだゴミが残ってるようだったら再び掃除、これを数回繰り返すと大抵のゴミは取れます、5~10回くらいですかねー根気強く吹きましょう。
ファインダーを覗いてゴミがある場合、写真の場所を吹くと撮れる場合があります。
逆に奥に入り込んでしまう場合もあるので気をつけましょう。
自信が無い場合は無理に自分でやろうとせず、サービスセンターに持って行ってやってもらいましょう。 購入後1年いないであれば保証書を提示すれば無料でやってもらえます。