露出
露出とはイメージセンサ(CCD、CMOS)を光に晒す事です。
デジタル一眼レフカメラではイメージセンサに光を当てる事によって、電気信号に変換しファイルとなります。
絞り値と露光時間によって決まるの度合いを表すために、値(Exposure Value、EV)と呼ばれる数値が使われます。
ここではとそれに関連するものについて説明します。
このページはNikon D50をベースに説明してますが、他社のカメラでもほぼ同じです。
露出を決める要素としてシャッタースピード(とISO感度)、絞り値(F値)と言うものが有ります。
それぞれ簡単に言うと
| 露出 | 光を当てる総量 |
| シャッタースピード | 露光する時間 |
| ISO感度 | 光を感じる感度 |
| 絞り値 | 光を通す量 |
と言った感じです、簡単に言うと
- 明るければ短いシャッタースピードでOK
- 暗ければ絞りを開けてシャッタースピードも長めになる
と言った感じでしょうか(大雑把過ぎ・・・
シャッタースピードやISO感度、絞り値は1段とか1/3段と言う風に表現される事が多く、それぞれの関係は
- ISO感度1段増減 = シャッタースピード1段増減
- シャッタースピード1段増減分 = 絞り値1段増減
となります(ここでは絞り値の増減による被写界深度の深さは考慮しないとします)
例えば測光の結果、それぞれの設定がシャッタースピード:1/1000秒、F値:5.6だったとします。
この場合、以下の組み合わせによる露出は同じになります。
| 操作内容 | シャッタースピード | 絞り値 |
| シャッタースピードを1段速くする | 1/2000 | 4 |
| 最初の設定 | 1/1000 | 5.6 |
| 絞りを1段絞る | 1/500 | 8 |
※ グレイは設定を変更した箇所
ではこれにISO感度も加えてみましょう。
ISO感度を増減する事によってシャッタースピードを速くしたり遅くしたりも出来ます。
例えばISO感度の設定が200の時、測光の結果それぞれの設定がシャッタースピード:1/1000秒、F値:5.6だったとします。
この場合、以下の組み合わせによる露出は同じになります。
| 操作内容 | シャッタースピード | ISO感度 | 絞り値 |
| ISO感度を200→400に1段上げる | 1/2000 | 400 | 5.6 |
| 最初の設定 | 1/1000 | 200 | 5.6 |
| ISO感度を200→100に1段下げる | 1/500 | 100 | 5.6 |
| ISO感度を200→400に1段上げ1段絞る | 1/1000 | 400 | 8 |
| ISO感度を200→100に1段下げ1段開ける | 1/1000 | 100 | 4 |
※ グレイは設定を変更した箇所
ISO感度を1段上げる事によって、シャッタースピードを1段速く出来るだけでなく、同じシャッタースピードでも1段絞れると言う事になります。
ただ、ISO感度を上げていくとノイズ(高感度ノイズ)が出てくるので気をつけましょう。
デジタルイメージプログラム(シーンモード)の場合
それぞれのモードに応じて、露出を元にシャッタースピード、ISO感度、絞り値をカメラが設定します。
- スポーツモードでは、動く被写体を止める為にシャッタースピードが速めに
- 風景モードでは被写界深度を深くするために絞り気味に
- ポートレートでは背景をボカすために絞りを明け気味に
などなど
AEモードの場合
- シャッタースピード優先AEでは、ユーザーが設定したシャッタースピードに合うように絞り値を
- 絞り優先AEでは、ユーザーが設定した絞り値に合うようにシャッタースピードを
自動に調整してくれます、調整幅を超えてしまった場合はHiもしくはLoと表示されます。
※ISO感度は感度自動制御が有効になって無い場合、設定した値に固定されます(D50の場合)