投影倍率による写りの違い

TAMRON 90mm Macro(Model 272E)を使って投影倍率の違いによる被写体の写り方を比較してみました。
ロゴが上下逆の理由は1:10のサンプルを見てください(^^;
大抵のレンズは1:5(0.2倍以上)、簡易マクロの付いたレンズで1:4(0.25倍)程度の投影が可能です。
簡易マクロ機能があれば花を写真いっぱいに写せます、本格的にやらないのならこれくらいで十分かもしれません
投影倍率1:1(等倍)

被写体とCCDに写る像のサイズが同じになる倍率
多くのマクロレンズでは露出倍数がかかる為F値が暗くなり、そしてピント合わせは非常にシビア(絞り開放だと被写界深度は1mm前後)、カメラを微妙に前後させピントを合わせる必要があります。
この作例だとAFでも問題なくピントが合いましたが、できるだけMFでピントを合わせたいです。
基本的には三脚やマクロスライダーを使用したほうがいいと思います。
投影倍率1:1.5(0.66倍)

1:1と比べるとだいぶ離れてしまった感はありますが、それでもかなり大きく写せています。
手持で撮影するならこの辺までが現実的でしょうか、花などはそよ風の揺らめきや前後の微妙な調整がしんどいです。
この作例では分かりづらいのですが、花などを撮影するとかなり大きいです。
先ずは手持ちでこのレベルまで持っていけるよう頑張りましょう。
投影倍率1:2(0.5倍)

この辺までがマクロ撮影といえるレベルでしょうか、昔のマクロレンズはここまでだったそうです。
オリジナル画像では埃がしっかり認識可能
投影倍率1:3(0.33倍)

マクロ機能(簡易マクロ機能)の付いたズームレンズは概ねこの辺まで寄れます。そこそこ寄れる印象がありますが細部の拡大には1歩及ばず。
(これ以上寄れる簡易マクロ付きのズームレンズも存在しますが、光学系に無理があるのでは?)
この辺になると手持でもだいぶ楽になります。
投影倍率1:4(0.25倍)

マクロ機能(簡易マクロ機能)の付いたズームレンズはこれより寄れます、ピントあわせも容易でAFでも特に迷いなく合焦します。
このあたりになると被写界深度もそこそこ深くなるので、前後の微妙なずれなどを意識する必要は全くありません。
投影倍率1:10(0.1倍)

もはや普通に撮ってるの?レベル、逆に撮るのが大変でした
当然ながらAFでのピントあわせも楽勝