手ぶれとピンぼけ
失敗した写真、ぶれたものや不鮮明なもの
何故失敗したか、そこには失敗した原因があります。
原因を究明する事によって失敗写真を減らせます、失敗写真が多い方は撮ってきた写真を見直してみてはいかがでしょう?
手ぶれ
失敗写真の中でこれが一番多いのではないでしょうか?
夕方や暗い屋内などで頻発しやすいです。
手ぶれは撮影の瞬間カメラが動きCCDがぶれてしまい象が結像しない現象をいいます。 左の写真のように写真全体がぶれてしまいます。
手持ち以外でも安い剛性のない(=華奢な)三脚を使用した場合や、固定していても超望遠レンズなどでは撮影時のミラーショックでぶれたりもします。 (通常カメラを支えるのが手なので手ぶれと言うようです)
一般的に 1 / 35mm焦点距離よりシャッタースピードを速く設定する事で回避出来ます。また、撮影者の技量で手ぶれ限界を上げる事も可能です。
手ぶれ補正も有効です、シャッタースピードにして約3~4段分の補正効果があります。あくまで補正ですので完全に除去出来るわけでは有りません、しっかり構えるのは基本です。
原因
- シャッタースピードが遅い
- 微妙な手の震え
- 焦点距離が長い(=望遠)
解決策
- シャッタースピードを速くする(絞りを開ける、ISO感度を上げるなど)
- 手ぶれしないよう鍛える
- 手ぶれ補正を使用する
- ブレないようにカメラを固定する(三脚使用、置くなど)
ピンぼけ
ピントが合っていないのにシャッターを切ってしまうとピンぼけ写真となります。
ピンぼけとはレンズのピントがずれてがぼやけていることを言います。 左の写真のようにぼやっとしたような、関係ない場所にピントが合った写真になります(左の写真は目より若干後ろにピントが合っているので後ピンと言います)
カメラのAFは必ずしも万能ではなく、AFセンサーは暗い場所やコントラスト差の低い場所にピントを合わせるのが苦手で迷い易くなります。 マクロ撮影時も投影倍率が上がるにつれてAFは迷いやすい傾向にあるようです。
また、MFでピントを合わせる場合はファインダー内の像の結合具合(=どれだけはっきり見えるか)や測距点でスーパーインポーズ(インジケーター)の点滅、点灯で確認します。
原因
- ピント合わせが甘い(目的の場所以外でピントが合ってしまっている)
- ピントを合わせた後ずらして(ずれて)しまった
- AFが迷い易い状況での撮影(暗い、被写体のコントラスト差が少ない)
- レンズの問題(稀にピントが合わないレンズがあるとか)
解決策
- しっかりピントを合わせる、ピントを合わせたい位置で合わせる。
- AFを過信しない(万能ではない)
被写体ぶれ
動く被写体を撮った時に起こる現象がこれ、被写体ぶれといいます。
被写体ぶれは設定したシャッタースピードより被写体が高速で動いていて、CCDに当たる象が結像しない現象です。
手ぶれとの違いは左の写真のように周囲はぶれていないのに被写体だけがぶれているのが特徴です。
困った事に手ぶれ補正でも防ぐ事が出来ません、被写体の速度に合わせてシャッタースピードを高速に設定する必要があります。
逆にシャッタースピードを遅くして流し撮りという技法を使う事で、躍動感を表現する事が出来ます。
鉄道やバスではフラッシュの使用が禁止されています(運行上の安全の問題、罰則もあります)、その為ISO感度を上げたり絞りを開けたりしてシャッタースピードを速くするのではなく、 シャッタースピードを落として1点にピントを合わせて追いつづける流し撮りで撮るのも一つの手です。
流し撮りでは手ぶれ補正付きレンズが活用できます、上下方向のブレのみを補正してくれる為成功率が飛躍的に向上します。
原因
- 被写体の動きがシャッタースピードより速い
解決策
- シャッタースピードを速くする(絞りを開ける、ISO感度を上げるなど)
- 被写体に合わせてカメラを動かす(流し撮り)
- フラッシュを使用する(鉄道、バスなどは厳禁!)